札幌大学について

ロシア語専攻

※専攻再編により、ロシア語専攻は令和6(2024)年度より募集、受入は行われません。

※専攻再編により、ロシア語専攻は令和6(2024)年度より募集、受入は行われません。

ロシアの文化を理解し、ロシア語での
コミュニケーション力を身に付け、

隣国ロシアとの交流

を盛んにしよう。

日本の隣国で、特に北海道にとって一番近い外国であるロシアとの交流は、経済的・文化的に重要です。
ロシア語のコミュニケーション能力を身につけ、ロシア文化を理解することで、
日露交流を通した北海道の発展に関われるようになります。

こんな学生にオススメ

  • ロシア語を
    話せるようになりたい

  • 日ロ交流に興味がある

  • ロシアの文化や歴史も
    学びたい

■学びのポイント

ネイティブ教員からロシア語を学べる

少人数クラスで細やかな指導

■進路イメージ

専門的能力を活かして日ロの懸け橋になる人材を輩出します。

目指す資格

●ロシア語検定試験
●通訳案内士(通訳ガイド)

目指す進路

〈公務員〉
●外務専門職、警察官、自衛官、海上保安官、教員 など
〈民間企業〉
●貿易会社 など

誌上ゼミナール 瀧元 誠樹先生

江戸時代に日本初の
ロシア語教師が上陸したのは
長崎、神戸、横浜、根室のうち、どこ?

日本初のロシア語教師といわれるのは船乗りの大黒屋光太夫です。嵐で遭難してロシアに漂着した光太夫は、それから10年後の1792年にロシアの使節ラクスマンの船で帰国し、ロシア語やロシアの情報を日本に伝えます。光太夫とラクスマンがやってきたのは、江戸から遠く離れた○○でした。

  • 1

    ロシアへの漂流民に
    ついて調べよう

    日本が鎖国をしていた時代にも、嵐で難破した人がロシアに流れ着くことがありました。薩摩生まれのゴンザもその一人で、1736?38年にロシアで世界初の露和辞典を作っています。日本最初のロシア語教師もそうした「漂流民」の一人でした。

  • 2

    ロシア帝国の歴史も
    調べてみよう

    現在のロシアの前身であるモスクワ公国は、16世紀のイワン雷帝の時代にカスピ海や西シベリアへと領土を拡張します。17世紀には毛皮を求めて極東探検がなされ、デジニョフはユーラシア大陸東端に到達しました。

  • 3

    国際交流の意味を
    考えてみよう

    国際交流には経済活動や留学だけではなく、芸術団体や自治体の文化交流もあります。両国の相互理解を深めることは、平和をもたらすのみならず、それぞれの文化を豊かにします。それを支えるのが外国語の学習です。

専門担当教員

時崎 久夫
英語学・言語学(音韻論・統語論)

詳細を見る

進路実績

民間企業/JR北海道、石上車輌、富士メガネ、エイジェック、北海道日野自動車、CCCフロンティア、アスクゲート など
公務員/北海道庁、稚内市役所、自衛隊
進学/東北大学大学院、北海道大学大学院、上越教育大学大学院 など

学位授与の方針 [ディプロマ・ポリシー:DP]

教育課程編成・実施の方針 [カリキュラム・ポリシー:CP]

教育課程編成の目的

主として語学教育の成果を踏まえて国際社会を展望し、寄与する人材を育成する

学修過程(分類毎の履修の目的・目標・過程)
〈CP1〉語学系科目
専攻語学を主として文法学分野において系統的、段階的に履修し、体系的知識と実践的応用力を修得する。
〈CP2〉コミュニケーション系科目
口頭、および書記体系表現科目を継続的、段階的に履修し、実践的な表現能力と発展的応用力を会得する。
〈CP3〉文学系科目
意志表現形式として語学と文学は共通の教育領域に属する。民族遺産である文学の研究は専門知識の蓄積をめざし、幅広い教養素養の基礎を形成する。
〈CP4〉地域研究系科目
ロシアの自然環境や民族の歴史、文化気質などを学び、共時的、通時的な知見を得る。
〈CP5〉ゼミナール科目
修得した専門知識やロシア語技能をもとに幅広い議論を重ね、日ロ相互理解を深め、自己実現を目指す課題に取り組む。
教育課程の構成と学習成果(DP)との関係

ロシア語専攻カリキュラムマップ (PDF:510KB)

副専攻科目

ロシア語専攻を副専攻と認定する場合の条件は以下のとおり

(1)以下に示す表の科目群から合計20単位以上を修得

(2)科目群Ⅰから「ロシア語文法」「ロシア語作文」を」修得

(3)科目群Ⅱから8単位以上を修得

  科目名(単位)
科目群Ⅰ ロシア事情A(地域研究)(4)
ロシア事情B(文学・文化)(4)
ロシア語文法(4)
ロシア語作文(4)
ロシア語演習Ⅰ(2)
ロシア語演習Ⅱ(2)
ロシア語会話Ⅰ(2)
ロシア語会話Ⅱ(2)
ロシア語発展演習A(2)
ロシア語発展演習B(2)
科目群Ⅱ ロシア語学研究(4)
ロシア語作文研究(4)
現代ロシア語表現研究(4)
ロシア文学研究(4)
ロシア文学講読(4)
ロシア史A(2)
ロシア史B(2)
ロシア外交論A(2)
ロシア外交論B(2)
ロシア文学特殊講義(4)
学修方法と評価
  • 各科目は筆記、および口頭試験、またはレポートなどにより100点満点でAA~Eの6段階で評価し、60点以上を合格とする。
  • 演習科目では研究対象や科目条件に沿って研究企画や授業実践、ディスカッション、また必要に応じてプレゼンテーションをおこなう。
  • 専門ゼミナールなどでは第一次資料や教材データを整理、統合し、内容分析や事実確認の手順手法を確立する。プロジェクトをまとめて所与の研究を完成させる。
アクティブ・ラーニング

ロシア語を学ぶ学生は、JICAなどが主催する社会活動に参画できる。例えばJICAでは例年、ロシア語やベトナム語圏などから海外研修員を受入れていて、彼らには市内学校訪問プログラムが課されている。本学学生は事前研修を積んだ上で、ボランティア通訳として参加が可能になる。併せて、本学の外国人留学生とペアを組むことによって、語学の相補関係が成立し、両者にとって利益が発生する。事後、学校長から感謝状が授与されれば、社会貢献のみならず、自己達成感を得ることができる。

入学者受入れの方針 [アドミッション・ポリシー:AP]

札幌大学では、豊かな教養と確かな実践力を備え、他者と協力し、未来を切り拓き、地域や世界へはばたこうとする意欲的で多様な価値観をもつ学生を求めています。そのため、ロシア語専攻では、学力の3要素毎に以下のような資質・能力・意欲を持った人物を入学者として受け入れています。

ロシア語専攻 [入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)]については、以下のファイルをご確認ください。

ロシア語専攻「入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)」(PDF:624KB)